「いつまで寝ているのですか?前にも言いましたが君は私の部下です。部下が上司よりも遅く来てどうするんですか?大問題ですよ?」

譲原は仁王立ちし僕を見下ろしながら言う。


ーーーあんたのせいでこっちは今日の朝寝たんだ。

僕はまだ痛む頭を抑え譲原に抗議しようと立ち上がる。