孤立少女

私が寝ていると、ガチャ。
誰かが屋上に来た。

そして、私の顔をのぞき込んできた。

私は耐えられず、

「誰?」

と、言った。

「俺は嵯峨 瑠希亜。お前、何者だ?」


へぇー、嵯峨 瑠希亜ねぇ…。
確か、龍聖の八代目総長じゃ無かったっけ?

まあ、龍聖よりも、闇黒の方がつよいから、眼中に入れて無かったけど。

龍聖を覚えていた自分を誉めたい!くらい。


「私は、佐倉 冷奈。何者でもない、普通の女子高生よ?」

本当は、闇黒の十四代目総長何だけどね~。
バレたら、いろいろめんどいだろうし。

それに、変装してるから!怖いもの無し。ってかんじかな…。ま、一応警戒しておこう。