この音色を君に届けます

「亜瑚先生お願いします!」

「はぃ!1、2、3!」

〜♪〜♪〜♪〜♪

「あーっ!ストップ!ごめんなさい!」

「どうした?琉花?」

「あー。んとね。さっきの所クレッシェンドした方が良いなと思いまして!」

「あー。確かに流石だな琉花!」

「えへへ…。」

キーンコーンカーンコーン

(野球部の静神
サッカー部の蓮花城
バスケ部の樋上
男子テニス部の鬼刃
男子バレーボール部の岸峰
今すぐ部活に来なさい!)

「俺行かね〜。」

「「「「んじゃ俺らも」」」」

「いやいや、行かないと!」

「合奏きーてからいく。」

「はぁ。皆続きやろ!」

〜♪〜♪〜♪

「ストップ〜。」

「亜瑚ちゃん?」

ガンガンガンガンッ

「そこにさっきの呼び出しくらった男どもがいるか?」

「あー。いま#§§$¥♪§¥#」

「なんてー?」

「い、いま、いませんよぉ〜!」

「嘘つくな!お前静神だろ!」

「ち、違いますよぉ!」

「開けんぞ!」

「準備室に逃げ込んだら!」

「そーする!」

「「「「おぅ!」」」」

ガチャバタン

「あれ?男どもゎ?」

「お、男ですか?私男が出るとすぐ叫びそうになるんで。先生たち見ても叫びそうです。」

「分かった。ありがとう。」

バタン

「なーんてね!うっそだよ〜ん!」

ベーッ

「さっすが中学№1の演技姫!」

「んな訳無いわ。演技姫とか…。
ウチの下手くそな演技見て喜ぶ人とかいる?」

「いるよ。大勢。しかも下手くそじゃないし。」

キーンコーンカーンコーン

「永崎琉花。永崎琉花。会議をするので職員室に来なさい。」

キーンコーンカーンコーン

「…は?」

「あれじゃない?文化祭の最後のトリの劇で役決めるんじゃない?」

「じゃ、すぐ終わるかな?
どーぞ進めといてください!」

バタン

「せっかく合奏だったのに…。」



ガラッ

「失礼します。永崎です」