【完】キミと生きた証

彼は伸ばした手をひっこめて、あたしの方に向きなおす。


じゃらりとゆれる腰につけたシルバーのアクセサリー。


金色の髪。きらきらのピアス。


首元にちょっと重たそうなネックレス。


大きな目に、なきぼくろ。


通った鼻に控えめな唇。


整った顔立ちについ見惚れそうになっちゃった。



どこから見てもかっこいい人だと思った。


なのに、その目はあたしを睨んでて、あたしはハッとして弁解した。



「その・・。触るとこうなっちゃう。やけど・・・しちゃうから・・・。」


包帯ぐるぐる巻きの右手をみせながら弁解するけれど。


思わず語尾が小さくなっちゃうほどの目力で彼はあたしを・・見てる!!