「今日から授業だったんでしょ?どう?憧れの学校は」
「んー、みんなやっぱり頭良さそうだよ」
「えー、ついていける?笑」
「正直自身はないかな」
「ママも受かるとは思ってなかったからね笑」

家に着いたらママとの団欒の時間
夕飯を作っているママの姿を見ながら毎日のよう話かける

家族もみんな私が今の
高校に受かると思ってなくて合格発表のときは
親戚も泣いて喜んでくれた
普段絶対に泣かないお母さんまでも。

「ひなたのクラスかっこいい子いなかったよね」
「うん、まだ全員の顔は見てないけど笑」
「でもきっと男子も同じことをおもってるよ」
「そんなもんだ」

このときにはもう今日あったことは自分の中で
薄れてきていて青山くんのことを言いのがしてしまった

ピロロロロー

高校生になってやっと買ってもらえた携帯が鳴る
メールは大好きだけどあまり人と続かないから寂しい

メールきたな。。。
ゆいからだ!!!

『ひなたー!青山くんがメアド教えてって!いい?』

!?!?
青山君!?ってあの青山君???

『青山くんってゆいが話してた青山くんよね?
 ゆいいつの間にメアド交換してるのさ笑
 うん!全然いいよー!!!』

うわぁ
なんかすごいなぁ
浮かれたい気分だなぁ
まだメールがきたわけではないけど
それでもなんかワクワクしてる!!!
メールって便利だなぁ