フェイント王子たち


「ども」

と、大吾。川合と昭次さんの方には触れずに、高橋さんは手に持ってきた封筒を私に手渡した。

「はい、これが当たった旅行券です」

「ありがとうございます」

「一応開けて中を確認してもらっていいですか?」

「あ、はい」

封はしてなかったので、封筒を開けて中の物を取り出してみる。

「幕末の旅、萩・下関一泊二日」


「え?それって山口じゃん」

って大吾。