な、何なのよ、この展開…。そりゃ昭次さんの事、気になりながらも、読んでない私が悪いけど…。 「確かに女性にはあんまり面白い本じゃないかな。だから、一般受けしなくて、なかなか作家だけじゃ食っていけないんですよね」 って、昭次さんは少し自虐的に笑って川合を見た。すると、川合は、 「あ〜、俺なんて安定志向で公務員になっちゃったから、自分の才能で生きてる人みると羨ましいですけどね」 って、わざとらしく顔を歪めてからジントニックを一口飲んだ。