フェイント王子たち


「なんか、手伝おうか?」

「いいから、いいから。呼ぶまであっちの部屋で寛いどいてよ」

と、団欒部屋を指差す。

「あっそ?わりいな」

と、言うと川合はアッサリ団欒部屋へ入って行った。

「はぁ〜」

本日、二度目のため息。

それからサラダを作ったところで、丁度ご飯が炊き上がった。

「ご飯よ〜」

「へ〜い」

大吾が出て来た。

「川合も呼んで来て」

「アリおばが呼びに行ったら?」

と、ニヤケ顔の大吾。