フェイント王子たち


「そうなんだ」

「もういいでしょ。この話は。ほら、もう片付けるから、早く食べちゃいなさい」

「へ〜い」

大吾はケーキを食べ終わると自分の部屋に戻って行った。

「は〜」

思わず、ため息が出た。

「川合か…」

…確かに一緒いると気ぃ使わないでいいし、楽しいし、大吾の言う通り自然体でいられるけど…。でも、じゃあ男として好きかって言われたら…どうだろ?確かにやたらかまってはくれるし、安定収入なのは間違いない…。