フェイント王子たち


もう…。結局なんだか言いように言いくるめられて、川合はうちに泊まる事になり、うどんを食べ終えると、私達は3人でアパートに戻って来た。

「お邪魔しま〜す」

と、川合が上がり込む。

「小瀧の部屋は?」

「あっ、そっちッス」

と、川合は躊躇せず私の部屋の戸を開けた。

「あっ!ちょっとっ!」

「うわ〜、殺風景」

「なんで開けるのよっ。部屋入んないって、言ったでしょっ」