フェイント王子たち


「今日はお前んち泊まることにしたから」

「はあ?」

「この前、コーヒー奢ってやったろ?」

「たかがコーヒー1杯で、泊まる〜?」

「3杯だから」

「…」

そうでした。…いやいや、そういう事じゃなくて。

「いいじゃん、アリおば。部屋あるんだし」

「そうそう。心配しなくても小瀧の寝込み襲ったりしねーから」

「バッカじゃないのっ、当たり前でしょっ」