「川合さん、その辰巳さんに会えるとこはあるんですけど、一緒に行きませんか?」 はぁ〜? 「ダメよっ。何言ってんの?大吾っ」 「なんでダメなんだよ?」 って、大吾。なんでって…。 「だって、昭次さんがいるのって8時半からやってるバーだから、川合、静岡に帰んなきゃいけないでしょ…」 「…へ〜、昭次さんね。バーにいるんだ」 な、何よ、その細い目は。 「本だけで食えるまでバイトしてるそうなんです」