「嘘っ?マジで?」 川合が大吾の話に食いついた。 「もうっ、大吾、余計な事、言わないのっ!」 って、私の声が聞こえなかったかのように2人は会話を進めて行く。 「実は、中岡さん、大学の先輩なんですよ。で、舞台挨拶のあるさっきの映画館からうちが近いから泊まったんすよ」 「へ〜。中岡耕輔、いいよなぁ」 「ですよね」 あれ?川合が中岡くん褒めてる? 「うん。久々に次の作品も見たいって思わせられる新人だったよ」