フェイント王子たち


「どう?驚いた?」

って、大吾。

「大吾、知ってたの?」

「当たり前でしょ。先輩、この映画のオーディションに受かって、これがデビュー作品なんだって。時々雑誌には出てたけど、こうやって人前に出るのは今日が初めてなんだって。だから、遅れない様にうちに泊まったってワケ」

「そうだったんだ…」

それで、なんとなく今朝緊張して、ちょっと弱気になってたんだ。フッ。確かにモテてる事、否定しないハズね。