「フッ。あっ、カード、持ってるんなら、持って来てよ」 「え?なんで?」 「いいから、早く、早くっ。取りに行って」 「もう」 「あっ、ペンもねっ」 中岡くんにせき立てられ、仕方なく部屋に戻り、小箱からカードを取り出して、机の上に置いているペンと一緒に中岡くんに持って行く。 「はい。どうする気?」 「サインする」 と、言いつつ中岡くんは持って来たペンで、『メリークリスマス』の後に『中岡耕輔』と書き足した。