「…」 「私、あのカード、まだ持ってるよ」 「……っ!クリスマスの!?」 中岡くんは一気に目が覚めたみたいに大きな目を更に大きくして私を見る。 「うん」 「…ホントに?」 「ホントに」 「…なんで?」 「なんでって。『歩いてる顔が恐かった』って、書いてあったからかな。」 「覚えてる」 「だから、あの短い時間に、ちゃんと私に当ててメッセージ書いてくれたんだって、ちょっと嬉しかったんだよね」 「…そっか」