フェイント王子たち


「実は、なんなんですか?」

昭次さんが真っ直ぐな瞳で見つめてくるよぉ〜。
いやぁ〜ん、マスターの言ってる事がまんざら嘘じゃないんじゃないかって、勘違いしちゃいそうっ。

「あの、実は私…」

「こんばんは」

「いらっしゃいませ」

え?このタイミングでお客さん?あ、昭次さんの視線がお客さんに移っちゃった…。

「どうぞ、こちらに」

あ〜、接客始まっちゃった…。