フェイント王子たち


「朝からどっかに行くためにここに泊まったんでしょ?そんなにのんびりしてていいの?」

「ん〜、良くない」

と、椅子にのけ反って欠伸しながら眠そうな中岡くん。

「良くないなら、早くその頭なんとかした方がいいんじゃない?」

「ん?」

中岡くんは両手を頭に当てて、寝癖を確認する。

「折角のイケメンが台なしよ」

「…。俺、イケメンかな?」

「まぁ、少なくとも、大吾よりはね」