フェイント王子たち


「食べるっ」

「そう?」

なんか、そんなキラキラした目で見られたら、嫌な気はしないわね。立ち上がってコンロの上に置いていたフライパンを持ってきて、残っていたパスタを中岡くんの皿に追加する。

「あ、俺も」

って、大吾。

「あ、ゴメン。もう無い」

「わりぃな、大吾」

「いえっ、お客様っすから、どうぞ、どうぞ」

フライパンをもとの位置に置いて、席に着く。