「…そりゃどうも」 「だから、思い切って、いいなって思ってる人にはどんどん告った方がいいよ。ダメもとで」 「ダメもとでって…」 「とにかく、結婚出来るように頑張ってっ」 と、大吾が私のお尻をバシッと叩いてダッシュで逃げた。 「いった〜っ!」 もうっ!大吾はあっという間に見えてきたアパートの階段を駆け上がって、私を待たずして、中に入って行った。…大学生の言うこと真に受けるのもどうかと思うけど、大吾が言うことも、わからないでもない。あ〜、本当に大吾が救世主だったらいいなぁ。