「今日は、その気力無し」 「ふ〜ん」 「晩御飯作る気力もないから、どっか食べに行こうか」 「マジで?やった。アリおばの奢り?」 「仕方ない、奢る」 「やったーっ!行こ、行こ」 と、いうわけで、大吾と二人、近くのうどん屋さんへやって来た。 「…普通、入学式とかお祝い事の外食だったら、ステーキハウスとか、お寿司屋さんとか行くんじゃないの?」 と、テーブルに向かい合って座っている大吾が不服そうな目で私を見る。