「川井宏之さん」 「かわい、ひろゆきさん?」 「うん」 …別人か。って、なんだ、この安堵感…。 「と、いうわけで、とにかく、もう有栖の面倒は見切れませんので、悪しからず」 「え〜っ!」 「だからぁ、有栖もこれに行ってみたらどうかと思ってチラシ持って帰って来たんじゃない」 「…持ってるから」 「ん?」 「…その会社のパンフレット、持ってる」