「はい、アリおば。ここ置いとくね」 大吾はテーブルの上に小さくて白い紙の袋を置くとサッサと部屋に戻って行った。 「ありがと」 大吾の後ろ姿にお礼を言って、濡れた手を拭いてから、大吾が置いて行った紙袋の中身を取り出してみる。 「…神社に行ったんだもんね。…有り難く頂きましょう」 出てきたのは、ピンク色の『恋愛成就』のお守りだった…。