フェイント王子たち


「そうですね。じゃ、たま〜には、ね」

「やった。アリおば、その言葉、忘れないでよ」

「大丈夫よ。ただし、大吾のコーラ代は大吾の食費代から捻出するから」

「ええ〜っ。アリおば、ほんっとにケチっ」

「ケチじゃなくって、堅実なの」

「なんだか、2人、姉弟みたいだね。仲良くって羨ましいよ」

え?え?それは大吾が私と仲良くって羨ましいって事?

「僕は兄貴だけだから、お姉ちゃんほしかったなぁ」