「ども」 大吾は僅かに頭を下げた。 「宜しく」 う〜ん、流石昭次さん、こんなクソガキにも優しい笑顔。接客業の鏡っ。 「で、こっちが」 と、マスターが昭次さんの顔を見る。 「辰巳昭次です」 「…え?」 昭次さんの自己紹介に大吾が反応して顔を思いっきり上げて昭次さんを見つめ始めた。 「どうしたの?」 「あ、いや、別に…」 変な子。