フェイント王子たち


「まあ、そうだな。明日から、有栖ちゃんには大吾がお世話にならなきゃいけないんだから、今日は俺が、ポケットマネーでご馳走させて貰うよ」

「ヤッターっ。よっ!父さん太っ腹っ」

「ばーか。お前の為じゃないんだからな」

「へ〜い。で、何食べに行く?」

「有栖ちゃんどっか行きたいとこある?」

「ホントにいいんですか?」

「もちろん。幾には有栖ちゃんの肉じゃがは美味しかったって言っとくよ」