フェイント王子たち


「この組み合わせだったら、どの上下とあわせても、大丈夫ですので、着回しがききますよ」

との店員さんのお勧めの言葉を信じて、その3セットを購入。満足気な大吾がは大きな紙袋を持って店を出る。

「有栖ちゃんのおかげで、予算内で収まったよ、ありがと」

と、亮義兄さん。

「それなら良かった。予算オーバーしたら、幾姉ちゃんに私が怒られかねませんからね」

「確かに」

「ははっ」