「大吾は?」 「あいつは部屋でなんかやってたけど。お〜い、大吾〜」 「コーヒー煎れるけど来ない?」 「…は〜い」 ぬる〜い返事が返ってきて、大吾が部屋から出て来た。 「何やってたんだ?大吾」 大吾は台所のテーブルについて座っている亮義兄さんの向かいに座る。 「本並べてた」 「本?本が並べられるようなとこ、あったっけ?」 大吾に話し掛けながら、ドリップしたコーヒーをテーブルに乗せる。 「机の上」