フェイント王子たち


そして、次の日の朝。

ピンポーンっ!

と、呼び鈴の音がして、玄関のドアを開ける。

「は〜い」

「おはようございます。柳原大吾さんの注文の品をお届けに来たのですが、こちらで宜しいですか?」

「はい。向こうの部屋に入れて下さい」

運び込まれたのはベッド、それに合わせた布団、ウッドのデスクと椅子、それとこたつ一式。

業者の人たち2人は手際よく運び終えると、あっというまに帰って行った。