「馬鹿だな、お前が知らないだけで、俺は結構モテんだよ。合コンもしょっちゅう誘われるし」 「それって、川合がモテてんじゃなくて、『公務員』だからじゃない?」 「いいじゃんか。それも俺の武器だよ、武器」 って、何故、決め顔? 「なるほど。モテるために公務員になったんだ」 「…悪いか」 マジか、この男。こんな奴に税金で給料払っていいのか? 「あ」 と、不意に腕時計を見る川合。