フェイント王子たち


和也義兄さんの直属の部下で、この封筒の中身の事を知っている…。と、いう事は、知られてる…、中学卒業以来、超久々に会ったこの男に、知られちゃってる…。

「あ〜、熱かった」

「…」

「なんだよ、その苦虫を噛んだような顔は。こういう時は『大丈夫?火傷しなかった?』だろ。そんなんだから、フィアンセに振られんだろ」

「うっ…」

やっぱりぃ〜〜〜〜〜。

「だから、その顔やめろって」