それから全ての荷物をトラックに運び終え、初めて一人暮らしをした思い出のアパートの鍵を閉め、私もトラックに乗せてもらって、新居のアパートに移動した。 引っ越し先に到着すると、またまた彼女たちは、見とれる程の手際の良さで、2階の部屋に荷物を運び入れ、きちんと梱包した食器なども、サッさと取り出し、私がちっちゃい段ボールをちまちま片付けている間に全ての仕事を終えてしまった。 「以上になりますが、なにかありますか?」 「あ、いえ。大丈夫です。ホントありがとうございました」