フェイント王子たち


彼女たち二人は息ぴったりに、冷蔵庫も梱包し、格好よくスッと冷蔵庫を持ち上げた。

「お〜」

思わず、口から感嘆の声が漏れてしまった。

「安心して下さい。大丈夫ですから」

と、笑顔で私に語りかけると事もなげに運んでいく。カッコイイ〜。職人芸だ。もう、惚れちゃうっ…て。私、なんだか最近、惚れっぽいな。フリーって、こんなに誰にでも目移りしてしまうもの?しかも、彼女たちは、女性だし。ヤバイ、ヤバイ。