「この前は酸っぱいの作っちゃって本当に申し訳なかったです」 「あ、いえっ。あれは、あれでなかなか刺激的でした」 「刺激的過ぎでしたよね。ほんと、ごめんなさい。でも、お蔭様でマスターにOK貰える物になったんで、お作りしますね」 「お願いします」 昭次さんはグレープフルーツをベースにカクテルを作って、最後に、レモンをちょっぴり絞った。 「やっぱりレモンは入れとかないとね。原形がなくなっちゃうから」