フェイント王子たち


「え?」

ダメダメダメ、真に受けちゃ。これも営業マンのリップサービスに違いないんだからっ。ん〜でも、顔赤くなっちゃってるかも〜。

「あ、ちょっと調子に乗りすぎましたね。ははっ。さあ、もうすぐ着きますよ」

ははっ…て。やっぱり、リップサービスなのか?
知られちゃってるんだもんね、フィアンセに振られた寂しい越冬隊だって。

「さあ、着きましたよ」

「あ、はい」