フェイント王子たち


40代ぐらいの落ち着いた感じの男性『荒木』さんに案内されてまずは先日、暗闇の中来たアパートにやって来た。流石に明るいと良く見える。広さも十分だし、日当たりも良好。

「ここは、少し古いですが、リフォームもしてありますし。家賃的にもオススメの物件ですね」

なるほど。

「じゃ、次行きますか?」

「はい」

玄関が狭いので、荒木さんは私が先に靴を履くのを待っててくれる。サッと履いて早く出た方が良いよね。