パタンと背後でドアが閉まる音がしたかと思った次の瞬間。 「うわ〜っ!」 という叫び声と共に、私の背中に生暖かいズッシリとしたものがのしかかってきた。 「きゃ〜っ!」 「どしたっ?」 美沙の懐中電灯が私を照らす。 「あ〜、すみませんっ」 慌てているのは私の背中に覆いかぶさった形になっていた高橋さん。急いで体勢を立て直して私の背中から離れた。 「どうしたんですか?」