ふらふらとたどり着いた保健室。
「失礼します……………」
あれっ?先生も誰もいないや……………どうしよう。本当は来るのを待つべきなんだろうけど、今の私は目の前のベッドに横になることしか頭にない。
先生が来たら説明すればいいかな…………
そう思いながら、そそくさと布団の中にもぐる。
この四日間の記憶が定かじゃない。テスト終わってなおいっそう不安になってきた。終わったものは仕方がない、と思いつつも点数が気になっちゃう…………
「いい点とれてたらいいな…………」
そしたら先輩は喜んでくれるかな。
そんなことを考えながら、重いまぶたを自然と閉じた。