俺だけが知るお姫様



テストはその後二日間行われ、計四日で全てのテストが終了した。




「咲っ!テスト終わったわよ!!」


「おい、このあとの授業は受けるな!早退するか、保健室に行け!!」


もちろん、私の体調がよくなる…………なんてことはなかった。現在の私は、意識が朦朧としておりマス…………




うちの学校をテスト最終日、テストの後すぐに授業がある。





「じゃあ……………保健室行こうカナ…………」



「一人で大丈夫?一緒に行くわ。」

心配してくれるゆりちゃん。でもゆりちゃんが私に付いてきたら、ゆりちゃんが授業に遅れちゃう…………



「ううん、大丈夫…………」



そう言って一人で保健室へと向かっていく。



今の私は、体調よりもテストが気になっていた。


できてるかな………?順位足りてなかったら、先輩に謝らないと。せっかく教えてもらったのに…………


そう考えながら、廊下をふらふらと歩く私の後ろ姿を、ゆりちゃんは何か思い詰めたように見ていたことに、私は気づいていなかった。