俺だけが知るお姫様



そう言って二人と別れてから、無事家にはたどり着いた。


正直、大丈夫じゃないかもしれない。あれから受けたテストは、何を書いたか正直覚えていない。気づけば体温は上昇していたようで、頭もクラクラしていた状態でのテストだった。



私はリビングのソファーに横になる。



「明日…………大丈夫かな……………」


正直不安しかない。明日の朝、体調がよくなっているとは考えられない。



先輩……………



なんだか泣きたくなってくる。


それでも、今は前を見てできる限りのことをするしかないから。



「……………よしっ!」

自分に葛を入れて、自分の部屋へと向かう。




今自分がするべきことは勉強だ。とにかく、明日の分もしっかりしないと…………