俺だけが知るお姫様


私は、第二図書室に放課後行っていることを含めて、昼休みの出来事やその日の放課後のこと、クロ先輩の謎の発言について、すべてゆりちゃんに話した。


「ふーん、そうだったんだ。」

「黙っててごめんね。今度一緒に図書室行こ!スゴく気持ちいいところだから!」

「うん!それより、あの王子のこと、本当に知らないの?」

う~ん……………

「…………… 分からない。」


でも、どうしてかな。

先輩といると温かい気持ちになるのは………