俺だけが知るお姫様



えっと...どうしよう......


仲良くなりたいって言ってくれてるけど初めて会ったばかりの人に連絡先教えていいのかな...


私が困ったときはゆりちゃんがよく助けてくれるけど、そのゆりちゃんも今は忙しそう。いつも頼ってばかりじゃだめだし...


「あ、あの...!」


「すいません、お客様。文化祭期間中うちの生徒と連絡先することは禁止されていまして。」



そういって間に入ってくれたのは藤森君だった。


「コーヒー、お2人分でしたよね。お持ちいたしました。お待ちのお客さまがいらっしゃるので長時間の滞在はご遠慮ください。いくぞ、宮川。」


「えっ.....ご、ごめんなさい。ごゆっくり...」





「くっそー、めちゃくちゃ可愛かったのにー...」


「あきらめろって。たぶんあれ、彼氏だろ。」