俺だけが知るお姫様


それからは大忙しだった。


私たちのクラスの喫茶は一部で話題となっているらしい。


私役に立ててるかな...?ど、どうしようっ.......とにかく、できるお仕事しなくちゃ。


頭の中がいっぱいいっぱいになりかけていた時、「すみませーん」とお客さんに呼ばれて急いで向かった。


「お、お待たせしましたっ...!」


「うわ...この子超可愛い...」


「メイドさん、注文なんだけどコーヒー2人分。」


「ありがとうございます!い、以上でよろしいですか?」


私がそう聞くと、男性2人のうちの一人が


「あと、君の名前と連絡先。」


「え?えっと......宮川咲...ですけど...」



連絡先...?


「咲ちゃん!名前も可愛いねぇ。連絡先も教えてくれる?」


「私のですか?」


「そうだよ。俺、君と仲良くなりたいんだけどダメかな?」