教室は、なが机が6列ほどあり一列進むにつれ一段高くなるといった構造だった
「えー、これからこのクラスの担任になった、如月野乃弥だ、よろしくなー」
如月先生は金色の髪を顔の右側の少しだけを長くしてそれ以外は長くしている。気の抜けた顔はしているが、ここの先生になれたのだだから大丈夫だろう。話したら面白そうな先生だな。
「じゃあ、取り敢えず一番から自己紹介しろー」
「はーいっ、わっかりましたー」
騒がしいやつだ
「出席番号一番、赤城十夜でーす。二つ名は、『紅蓮の豹』です。趣味は騒ぐことです。得意魔法は火系の魔法が得意です。この髪赤色ですけど地毛なんで、気にしないでくださいねー。これからは皆と仲良くしたいと思ってるんでよろしくお願いします。」
少し癖っ毛である彼の髪を俺はただ純粋にきれいだと思った
「しゅっ、出席番号にっ、二番の、鬼山野々子です。二つ名は、『深蒼の鬼面』です。得意魔法は、水系が得意です。これからもよろしくお願いします。」
彼女は綺麗な群青色の眼と髪をしていた。その色は、とても深く吸い込まれるほど綺麗だというのに長い前髪のせいで一瞬しか見えないいっそのことおかっぱぐらいまでしてしまえば良いのに、長い髪はあいつを思い出してしまうから
「おーい、香月次お前だぞー」
俺の番になっていた
「出席番号三番、香月月夜です。二つ名は『孤高の狼牙』です。得意魔法は基本全部得意です。よろしくお願いします。」
「冷めたやつだなー、次」
こうして自己紹介は終わっていった。***
同じ頃桃華は
「これから、このクラスを受け持つことになりました、如月那奈乃です。よろしくお願いしまーす。」
この先生って確かお兄ちゃんのクラスの担任の先生の妹さんだよねー。あの青色の長い髪、綺麗だなー羨ましい
「それじゃあ、自己紹介お願いねー」
元気な先生だー、やったね
「出席番号一番、田所豊です。得意魔法は土系と自然系の魔法が得意です。二つ名は『自然の友達』です。よろしくお願いします。」
ぁー、あの子可愛いなぁー、男なのに私よりかわいい、あの透き通るような金髪を麦わら帽子が引き立てている。農作業とか似合いそう
「おーい、?次香月さんだよー?」
そうだった
「あはは、すいませーん。出席番号二番の香月桃華です。二つ名は無いです。得意魔法は癒し系と風系です。よろしくお願いしまーす。」
私は席につく。こんな感じで自己紹介は終わっていった