第一話 magicstoryschool

「荷物持ったか?」
黒い髪の中年位だろうか、その男が二人の男女に聞く
「持った」
白、というよりも銀に近い短髪の男は冷静な声で答える
「待って、私まだ、、、よしOK、準備万端!」
それに対し赤い髪をひとつに束ねた少女は慌ただしく答える
「よし、行くか」
黒い髪の男が言う
「うん」
銀の髪を持った男は答え黒い髪の男と歩き出す
「待ってー、お兄ちゃん」
赤い髪の少女は銀の髪を持った少女の兄を追いかける
「早くこいよ、桃華」
桃華と呼ばれた少女は兄に駆け寄る
「お前らー、早くしろよー」
「「わかったー、父さん」」
二人は揃って返事をする


ここから、時の歯車は廻っていく