窓を開けて 空を見上げた

まぶしいくらい青い空に

あなたを想う


「頑張ってるのかな?」

「苦しくないかな?」

「笑顔で居れてますか?」


ふっと吹き込んできた風に

あなたの声を聞いた気がした



いつも不機嫌そうで

冷たいし目も合わせてくれない

でもね、私は知ってる

本当は優しくてあたたかい

不器用で素直じゃない あなたを




すぐそこにあなたは見えるのに

手を伸ばせば届きそうなのに

あなたが私との間に

残していった透明な壁は

もう崩すことはできないの?

どれだけ想っても どれだけ願っても

あの日の二人には戻れないの?


隣に居させて

笑顔を見せてよ、ねぇ…