まあたちに三好が近づくのが見えた。

正直、ほっとした。

だって、三好は島崎が嫌いだから。

まあと島崎を離してくれると思った。

案の定まあと三好は島崎のもとから去って行った。

俺は、まあたちのいた場所に駆けだした。

途中で偶然・・・

俺は島崎にぶつかった。

「いてぇな、前見ろょ・・・・

 光石・・・。」

「ちょうどよかったよ、島崎。

 俺今、君を探してたんだ」

「偶然だな。

 実は俺も探してた。」