終わらない七月九日

「ナツがなんでここに?!」

ナツがいることにひどく驚いた。

「どうしたんだよ!!変な夢でもみたか?つーかお前寝てるときイビキかいてたぜ?」

ニヤニヤするナツ…夢?頭が混乱した。

「ナツ!!今日って何日だっけ?!」

「何だよ急に!今日は…。」

私の突然の質問にナツが考えていると、

「ようやく二学期最後のテスト終わったね~。」

大ちゃんだ。嘘だ…夢でみた展開と同じじゃないか。