「ぷっ。あはははははっ!
起きたか?」
「あ、う、ん…」
私を呼んでいた人は
「クッ…ぷっ、あはははは!」
笑をこらえようとして
堪えれなかったんだね。
うん。
そう ''生平 連''(キヒラ レン)
まぁ、いわゆる
私の彼氏?
「な、に笑ってんのよ。」
「いや、まじ何回起こしても
全然起きねーから!」
「起こし方の問題。」
「中学3年だぜ?
受験かんがえて休憩中も
勉強すればー?
ね、て、な、い、で、」
「…っ。うっさい!
てめーは 自分の教室(くに)へ
帰れ!」
「言われなくても〜」
そう言い残し
ドアのほうへ向かった連を
睨みつけた。
