「う、海かなぁ?」
どうしよう海なんてあったっけ?
「そかそか、おなごはみなそういうのすきだべなぁ…」
とにかく勘付かれないように落ち着いて話す。
「そういやぁ、アオバちゃん、見たところ ハコイリムスメって感じだけどよ」
「は、はい…」
「先立つモンは ちゃんと
持ってるだか?」
そういえば、もってないかも…
「えっと、少しだけなら…」
「おめぇ、さっきから急にしおらしくなったなぁ…
まぁ、心配すんな
金がねぇ時はおらがなぐさめてやるだよ
…まぁ、いいや
そろそろ 目的地の
どうぶつ村に着くだよ」
どうしよ…どうしよう…
怖い怖い怖い!!
「それじゃアオバちゃん!名残惜しいけど…い、いやっ オラ、サヨナラは言わねぇ!」
ぽつ…ぽつ…
「あぁ…
ちょうど雨も上がり始めたみたいだべ」
